
「小さな恋のメロディ」が1971年。
何となく雰囲気が似てると思ったのですが、コチラが元祖!
ファッションは回り回って、今まさに流行のソーダ色。
登場シーンはシャツワンピースにベスト着たり、レモンイエローのTシャツミニワンピースに革ジャンなんて斬新な・・・。でも靴は素足にスニーカーってゆうのが最高。
ソーダ色のスリムパンツに、タイトなサマーセーターなんて、今その辺に溢れてるじゃないですか!
しかし、革ジャンは背伸び感があるものの、あとはサラって自然に着てて、だからかわいいんですよねー^^

この映画の優れているところは、若い男女の純愛ドキドキやファッションだけではなく、人生にドキドキした冒険心がある10代の若者と、色々なものが見えてきて挫折や諦めを感じている大人との、ギャップでしょう。
ペールとアニカのもどかしいけど甘酸っぱい恋が進むとの平行して、
疲れきった親たちや親戚が人生の不満を爆発させる。

入院中のおじいちゃんは
「早く退院できるといいね。」
といった身内に対し
「絶対にいやだ。
この世はわしには向いてないんだ。
孤独な人間のための世界じゃない。」
と反論。

アニカのお父さんは
「アニカは金持ちになるんだ。
腐った世界では金が一番大事だ。
思い知った。
イヤなほど思い知った。」
なんてセリフで森を徘徊したり・・。
ややこしくなってしまう大人の社会と、
ストレートな若者の感情と、
そんな二つの対比が見事な映画でもありました。

と感じたのですがいかがでしょう・・・。
ペールの取り巻きもカッコよすぎたし・・・。
ビョルン・アンドレセンとか・・・。
でもそこがいいのかな?
でも、やっぱり有名なバイクで戻ってきて抱きしめるシーンはいいですね♡
