
母の新しい恋人ドワイト(ロバート・デニーロ)のもとで暮らすことになったトビー(レオナルド・ディカプリオ)ですが、日に日に暴力的で威圧的な本性を見せていくドワイトに反発を抱き、有名私立校の奨学金を得て家を出る計画を立てるのですが・・・。
作家トバイアス・ウルフの素晴らしい自伝実話を、素晴らしいキャストたちが、素晴らしい演技で演じていたのに、なにやら中途半端でモヤモヤする映画なのは、脚本がしっかりしてないからな気がします。
一人一人の繋がりや関係性、事象にまつわるエピソードが、しっかり描かれていないので、映画に大事な「絆」みたいなものを感じ取れないのです。
そこが、すごーーーーーくもったいない><のですが、
デニーロのほんと怖い演技も、ディカプーの思春期まっただ中の子供と大人の微妙なバランスの演技、エレン・バーキンの衝動的でありながらも子供に深い愛を注ぐ母親像や、子役たちもみんな演技が素晴らしい!!
エレン・バーキンの50,60年代のファッションもカワイイです。
いつもオシャレにしているお母さん。
そんなお母さんにディカプリオもメロメロな感じでしたね。

そうゆうのがホント息苦しいし、それが理想の家庭像なのか、忍耐なのかなんなのか、よくわからなくって、いつも不快になるのです。

何かから抜け出す為に、必要なのは1歩を踏み出すこと。
難しそうにみえて、1歩踏み出すことは簡単なことだ。
遅すぎることのないように。
タイミングを見失わないように。
この映画のメッセージです。

This Boy’s Life / Trailer

ディカプー作品で見逃していた作品だったのですが、デイカプー中学生!!
声変わりもしてるかしてないかのお子ちゃまで、キュンとさせてくれるにはまだ先か・・・って感じでした。
髪が長い方が似合うのね。
ということで、個人的にディカプーがもっともいい時代のインタビュー動画があったので貼付けておきます(笑)「バスケットボールズダイアリー」のインタビューです^^
ディカプーインタビュー