
清楚なイメージの彼女がこんな役を?!と最初戸惑いましたが、汚れた役でありながらも、清楚な雰囲気は維持させているあたり、さすが!!
医者の夫を持ち、なに不自由なく暮らしているセヴリーヌ。
聖人のように優しい夫に愛を抱きつつも、うちに潜む欲望を抑えきれず、秘密クラブの高級売春婦「昼顏」として働きはじめます。

そんな、昼ドラのような内容をブニュエル監督がシュールレアリズムの名の下に芸術として映し出し、なんとヴェネツィアでは金獅子賞を受賞!

ドヌーヴの清楚なファッションはイブ・サンローランが担当。
まさか売春婦とは思えない、清楚で高貴な仕立てはドヌーヴのブロンドと、ちょっとツンデレな表情にみごとにハマっていました


夫を心から愛しているのになぜ?という心の葛藤をこんなセリフで表しています。
「私にもよくわからない。なんて言ったらいいの?あなたへの愛は快楽を超越しているの。」
その感覚、みなさんはわかりますか?(笑)