
超有名な「猿の惑星」。
その続編でありながら、なぜ地球は猿が支配するに至ったか、その起原がわかる、完成度の高い作品です。


実験でチンパンジーにその新薬を投与した時、お腹に宿っていたシーザーは、小さい頃から人間並みの知能を発揮。
ウィルとともにひっそり暮らしていたものの、霊長類センターに引き取られる事に。

なかなかリアルなストーリー展開と、とにかくシーザーのCGがすごい!!
誰もがシーザーに同情してしまうはずです。

父のアルツハイマーを治したい一心で新薬を開発したウィル。
結局人間には一時的にしか効かず、猿にとっては知能を格段にあげるキセキの薬となってしまう。
最後に彼女が
「人間には踏み込んでは行けない領域がある」
とウィルを諭しますが、愛する人を助けたい思いと、果たしてそれが本当に正しい事で、愛する人の助けになっているのか、との葛藤が、エンターテイメントにしてなかなかに重い作品でした。
とにかく、あの、「猿の惑星」の謎が解けたスッキリ感!!
エンディングまでも飽きさせない作り込みは見事です。
さすが、クエンティン・タランティーノの2011年映画ベスト11に入るだけありました!
「猿の惑星 創世記」trailar
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