
「ツリー・オブ・ライフ」の監督、テレンス・マリックがなぜ『伝説の監督』と言われているか知りたくって代表作と言われるこの作品を見てみました


貧しい労働者として働くビル(リチャード・ギア若っ!!)は妹と恋人(妹と偽ってつれて歩いている)とともに、麦畑で働く事に。
そこで農場主の病弱な美青年が、ビルの恋人に一目惚れしてしまい、求婚。
ビルは一計を案じ、恋人を結婚させ自分と妹も裕福な暮らしを手に入れる事に。しかし・・・

撮影のネストール・アルメンドロスという人がかなりマジックアワーにこだわったらしいです。
そして労働者のワンピースはなんであんなに色っぽいんでしょうか・・・
めっちゃ普通の地味なロングのシャツワンピなのに。やっぱり、機能しているからですね。服は機能しなくっちゃ!自然体が何より大事なのです!
白ワンピに黒ショール(カーデ)は改めていいコーデですね



サム・シェパードって、名前はわかるんですけど、あんまりピンとこなかったんですが,wikiってみたら、「きみに読む物語」のノアのお父さん役の人でした!あと、脚本家でもあって「パリ,テキサス」を書いたと知って、驚きです><
とにかく、自然への畏怖の念と、そんな自然の恩恵をいっぱいに受けながら、多くを求めてしまう人間の弱さと危うさ。あとは女の強さ!
エンニオ・モリコーネとサン・サーンスの曲も美しすぎる。
麦畑が燃えるシーンは長すぎますが(早送り・・・)、確かに傑作でした。
「天国の日々」trailar