
超おもしろかったー^^♪
雑誌「ミレニアム」の売れっ子記者ミカエル(ダニエル・クレイグ)が、40年も前の失踪事件の調査を依頼される。そこに、天才ハッカーのリスベット(ルーニー・マーラ)が加わり、事件の真相に迫っていきます。


こういった事件自体、映画や本ではよくある話ですが、デビット・フィンチャーの味付けによって、一つ一つの出来事が丁寧に描かれ,特別な物に見えてきます。さすがだ〜。
結構際どいレイプのシーンもあるんですが,それは鬼気迫るシーンで、見ている私も鳥肌てゆうか嫌悪感がハンパ無かったです><
監督はまさに、観客にその嫌悪感を最大限抱かせることに成功したと思う。
そして、そのあとの見事な報復!!
監督いわく、ルーニーはほんとに髪の毛が逆立っていたらしく、ほんとにすごい演技でした。


そんな、フィンチャー監督の丁寧感はリスベットの外見からも伺えます。奇抜なヘアメイクとファッション、だけどぜんぜん安っぽく見えないのは、ルーニーの雪のように白い肌と、華奢な体。なぜか品のある仕草、そしてそんな外見と反した美しく女性らしい声ゆえでしょうか>< 革ジャンなんかも機能している着古した感が漂い,パーカーのフードを被っても自然で、もう、なにもかもがカッコいい。黒いロングコートに黒いでっかいショルダーバックにニット帽にブーツ。スニーカーもハイカット。それらがしっくりと機能して「私たち、リスベットのものです

ダニエル・クレイグもなんか中途半端な感じがゆるくて、好感もてた^^笑
人は権力や暴力や、なにか威圧的なものに抑圧されていて、リスベットはそんな抑圧を鏡を割るみたいにぶち割ってくれる。最高にかっこいい女性でした

ヤバすぎるオープニングはこちら。まるで1本のPVを見ているような完成度。
ちなみにLed zeppelinの移民の歌を、ヤーヤーヤーズのカレンOが歌ってるバージョンらしいです。最高
