
ジャケ借りしてしまった新作映画。
思わず借りずにはいられないジャケットが素晴らしすぎるんです。
フィンランド映画なんですが、サンタの本拠地というだけあって、細かな設定がとってもリアル。
ただし、作品としてみると、少し物足りない出来だったかな??
フィンランドの小さな村で、家族を事故でいきなり失ってしまった幼いニコラス。
村の住人は、彼の面倒を1年交代でみていくことにします。
毎年クリスマスの日に別のうちに引っ越すニコラスは、お世話になったそのうちの子供達に、手作りのオモチャを渡していきます。
なぜ、サンタさんはプレゼントをくれるのか。
なぜ、あんなにたくさんのプレゼントを用意できるのか。
なぜ、サンタさんは赤い服を着ているのか。
なぜ、あんなにモサモサしているのか。
なぜ、ソリでトナカイなのか。
この映画をみると、そんなクリスマスのサンタクロースにまつわる疑問がきっと、スッキリしますよ!
私はこの映画を見て、サンタクロースのイメージが変わりました。
確かに、あんなにたくさんのプレゼントを一夜で配るとか、はっきりいって、狂気の沙汰だと思う。
ニコラスは、とっても優しくて、でも子供にプレゼントを配るという行為に取り憑かれていた。そこに、自分の存在意義を見出すかのように。
人には多かれ少なかれ、そういう部分があると思う。
子供向け映画だけど、そんなことを感じてしまった映画でした。
