
予想以上に面白かった「プラダを着た悪魔」。
女性のあこがれのファッション雑誌「ランウェイ」の編集長の秘書になったアンドレアですが、実は本命の文芸誌に就職するための繋ぎ。しかもファッションには一切興味なしのダサダサファッションで入社。
最悪の鬼上司ミランダに耐えながらも仕事に熱中し、いつしかファッションも洗練され、デキる女になっていくのですが・・
きらびやかな世界には、人を押しのけ欺きのし上がる、冷たくて厳しい現実が待っていたのでした。
そんなアンドレアの心境や環境の変化を、ファッションで見事に表現していたこの作品。
シャネルだのプラダだのマークジェイコブスだのブランド品が飛び交う中、洗練される前のアンドレアのファッションは素朴で人間的。
どこか暖かいものを感じさせてくれます。
ブルーのセーターにトレンチコートにデカバック。ミランダにダサいと酷評されたセーターですが、そのブルーについての歴史を語るミランダはかっこ良かった!何事においてもルーツを知っているってかっこいいなって実感。
私も勉強しなきゃ!
この映画は上手にエンターテイメントを交えて作られたサクセスストーリーで、見ていてスカッと気持ちがいいし、私もお仕事がんばろう!と思える自己啓発映画でもありました^^
