
北部で幸せな家庭を築いているヴァイオリニストのソロモン。ある日突然さらわれて南部に奴隷として売られてしまいます。
南部では素性を明かしてもどうにもならず、心ない主人に人とも思えない扱いを受け続け、12年間も奴隷生活をしたという実話。

マイケル・ファスベンダーがさすがのキレ役ぶり。プロデューサーのブラッド・ピットは超いい役で登場。ベネディクト・カンバーバッチもやや良いご主人様役で登場。ポール・ダノくんもキレ役で登場。主役のキウェテル・イジョフォーの演技もすごく、北部のキチンと服も、奴隷服もなぜかサラリと着こなしてました。
キレたファスベンダーがシャツ1枚でカンカン麦わら帽をかぶってシーンちょっと可愛かった。笑

アーティストのマックイーン監督ならでは、「間」がとにかく長かった。長すぎて違和感を覚えるくらい。構図も美しく、本当にスタイリッシュでした。「因果応報」を考える作品でした。
