2014年09月28日

ブエノスアイレス恋愛事情「南米だけどヨーロッパ的ファション」

bueno1.jpgとってもセンス良い映画でした!
マルティンは人ごみ恐怖症で、外出もあんまりしないウェブデザイナー。
マリアーナは閉所恐怖症の、建築家(だけど今はショーウィンドウデザイナー)2人の感性はものすごく似てるのに、ご近所に住んでいながら、お互いの存在を知りません。
お互いいろいろ恋をしますが、長続きしません。
この運命の2人は出会うことができるのでしょうか。
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・ ・・とストーリーを書いているとなんか軽そうな内容ですが、とってもセンスいい映画です。
ブエノスアイレスの町並みの切り取り方や、主人公男女それぞれの思考が箇条書きのように繰り返され、一言一言に重みがあるので、咀嚼に時間がかかるのがまるで『ベルリン天使の詩』みたい。言葉の情報量が。
実はこの映画は、もとは短編作品で、賞をたくさんとったため、長編にされたんだとか。もしかして、この内容は短編の方があっているんじゃないかなと思いました。

南米の町並みだけど、なぜかヨーロッパを思わせるセンス。主人公のお洋服は男女とも好み!
女性のよれよれジーンズに紺のコートって最高にカワイイ。
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無機質な建築が人格に影響を及ぼし、人間関係が希薄になる。
自分にピッタリの人がいるはずなのに、間違った人と恋におちる。
違和感に気づきまた独りになって・・・

と現代恋愛事情を考えてしまう作品でした。
ダニエル・ジョンストンの曲が最高だったので、貼付けておきますね^^

posted by sawori at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2014年09月26日

わたしはロランス「赤やブルーの原色がいっぱい」

lorance1.jpgグザヴィエ・ドラン監督作品をやっと1本観れました。
あとは「マイ・マザー」「胸騒ぎの恋人」「トム・アット・ザ・ファーム」です。

ロランスとフレッドはちょっと普通の感性から逸脱してる趣味の合うカップル。
しかし突然ロランスが、実は性同一性障害で、女になりたいと言い出した。
フレッドはショックを受けつつも、ロランスが女性になるのを協力することにする。周囲にカミングアウトするロランスだったが、しかし2人の関係は段々と悪化していく。
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フレッドもロランスも自分たちは『普通の人』と違うと感じていて、それを表すかのようにファッションも奇抜でした。
パステルカラーは最悪。赤は燃える愛の色「もっと赤を!」てな具合でポップなお洋服が登場します。

しかし、性同一性障害のロランスは自分は男じゃなく女だと感じているなら、女性のフレッドを愛しているのはレズビアン的感覚なのか、性別超越して感性を愛しているのか、その辺りの感覚、不思議に感じました。
しかし結末は切なかった。
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ロランスを演じているメルヴィル・プポーは「ブロークン・イングリッシュ」で私をキュン死にさせてくれた王子様。女性になるには惜しいオトコマエですが、それでも素敵でした。







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2014年09月18日

ブリングリング「エッジーなリッチキッズ」

bling1.jpgソフィア・コッポラ最新作、やっとDVD観賞できました。
セレブ宅ばかりを狙ったティーン強盗団“ブリングリング”の実話をソフィアが映画化。
ソフィアのセンスとはちょっと違いそうな、エッジなお洋服がいっぱい。主犯レベッカのワンピースもエッジながら可愛かった。ノースリーブが似合う!
曲もカニエ・ウエストやMIAなどいつもとちょっと違ったチョイス。
でもなんかやっぱりセンスがいい!
ハリポタのハーマイオニー、エマも良かったです。
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何が不自由って訳でもない、上流階級のティーンたちが、強盗にハマる。
ヒヤヒヤして危なっかしいティーンたちを見ていられないのですが、最後警察が家宅捜索に来ると
「ママ!」といって泣いてパニックになる様は、まだまだ「子ども」だったんだなと気づく。
スーパーリッチキッズな彼らの、退屈とか、実は親や友人や恋人の本当の愛に飢えている心のプアさが際立つ映画でした。

やっぱ、ソフィアのセンス脱帽。
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posted by sawori at 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2014年09月05日

サージェント・ペッパー ぼくの友達「トラとGジャンと金髪美少年」

serjent1.jpg「マーサの幸せレシピ」のドイツ映画。
大人になりたくないフェリックスはいつもトラの着ぐるみを着ています。
心配するママはカウンセリングに通わせたりしていますが、フェリックスは我が道をいき、友達もいません。
そんなとき、優しいおじいちゃんから莫大な遺産を引き継いだ犬サージェント・ペッパー(おじいちゃんの実の子供たちに命を狙われてます!)と出会い、心通わせていきます。


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内容的には、ふむふむという、「ホーム・アローン」的な雰囲気なのですが、とにかく絵がすばらしい。トラの着ぐるみと犬とドイツの町の景色。これがこんなにも芸術的になるとわ。
あと、トラを脱ぐと、金髪美少年!
私服も白いTシャツGジャンとカーゴパンツにスニーカー、すっごい似合う!
真似したくなりました。
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「人間って残酷だね。」
ってフェリックスが言うと、心を開くペッパー。
「でも君みたいに優しい人間もいる。」

とにかく絵が絵本のようにかわいくてセンスが良い、優しい映画でした。
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posted by sawori at 13:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション