2014年03月13日

「秒速5センチメートル」

byou1.jpg珍しくアニメーションをみました。

「ねえ、知ってる?
桜の花びらが落ちるスピード。
秒速5センチメートル。」

ということで、新海監督曰く、この映画のテーマは「スピード」とのこと。
アニメ絵があんまり好きじゃないのですが、とにかく背景が素晴らしいです。
映画のようなコマ割りとアングル、音楽もすばらしく合っていました。

byou2.jpgこの映画、3話の連作アニメとなっていて、第1話「桜花抄」は主人公の遠野くんと明里が小学生時代に恋が芽生え、転校で離ればなれになっても文通していて、1年ぶりに会いにいく・・・というお話。
その電車が雪で5時間くらい遅れるのですが、なんだかかえっていい感じに想いが深まるのです。

第2話「コスモナウト」は高校生になって時間が経ちだんだんと遠距離恋愛が難しくなりお互いに別の恋をするというお話。
遠野くんのことが大好きでたまらない!というカワイイ女の子が登場しますが、遠野くんは明里に未練たっぷりです。
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そして第3話「秒速5センチメートル」。
すっかり音信不通となった2人が社会人としての日常を送るなかにも、お互いの面影を追いかけるというお話。
前に2話という長い前ふりから、とにかく短い3話め。タイトルの出しかたの演出がすばらしいです!
そして、ほぼ山崎まさよしの「one more time, one more chance」のPVのようにめまぐるしく変わる画面と大音量の歌で一気に畳み掛けるという手法、ほんとうにお見事でした。

おはなし自体はごく普通にありうる遠距離恋愛のお話です。
でも全体の雰囲気のプロデュース力で非凡な作品になってます。
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「どれほどの早さで生きたら、また君に会えるのか。」

時間の流れ、生きるスピード、人によって様々な体感時間を考えてしまう映画でした^^
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posted by sawori at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2014年03月06日

オール・アバウト・マイ・マザー「スペインの色あざやかなお洋服」

all1.jpg見たい見たいと思っていながら見逃していた作品。
スペインのペドロ・アルモドバル監督の1999年の作品です。

最愛の息子エステバン(これが最愛と呼ぶにふさわしい美少年!)を事故で亡くしたマヌエラ。悲しみに暮れる中、別れた彼の父親を捜すためマドリードからバルセロナへ向かう。
エステバンの父親は実は、ロラといういわば「オネエ」。
そのロラは教会で働くロサという若い女性をも妊娠させていたのです!

という・・・波瀾万丈なコメディとも取れるような展開ですが、ものすごくシリアス。人生って何でもあるな・・・
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前向きに過ごすマヌエラも、ずっとエステバンの死が心に横たわっている、そんな演技は見事でした。

スペインというだけあって、お洋服やインテリアがカラフル!中でもシスター役のペネロペ・クルスの着るお洋服はどれもカワイイ・・・。
あと、「欲望という名の電車」という舞台衣装のブルーの花がらワンピースがとっても可愛かったです!欲しい!
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しかし、なんといっても、エステバン役のエロイ・アリソン。
調べてもあんまり情報なくって・・・
あんなに素晴らしかったのに!もっと色んな映画に出ていてもいいのにね。
ほんとカッコよかった><

「女優を演じた女優たち、
全ての演じる女優たち、
女になりたかった男たち、
母になりたい人々、
そして私の母に捧げる」
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エンディング、監督かっこいーーー!と思わず口走ってしまった、最高のエンディングでした!

「女は孤独を避けるために何でもする」
この言葉のように、女はとっても孤独に弱い生き物かも知れません。
でも、なぜか逞しく人生を渡っていく、そんな女性の姿がとってもカッコよく思えました^^
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posted by sawori at 19:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2014年03月04日

「ブルーノのしあわせガイド」

buruno1.jpg売れっ子俳優の自伝のゴーストライターや、家庭教師などをしながら、なんとな〜〜く暮らしている作家のブルーノ。
ある日、教え子の母親から「その子はあなたの子よ」と告げられる。
そして、同居生活が始まるのですが・・・。

まず、映画ではとってもよくありがちなストーリー!

子供のルカはかっこ良くて学校の人気者だけど、勉強嫌いで落第寸前。
彼と暮らすうちに、ブルーノには父親の自覚が芽生え始め、ルカも自分の人生について考え始める。

絵に描いたように進んでいくストーリーなのに、素直に心に入ってきて、また地味な仕上がりもとっても良い。
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とくにブルーノが最高で、中年男子の気の抜けた粋なファッションが本当にかっこ良かった。
基本、ヨレッとしたコットンかレーヨンか麻のシャツに、チノパンにカーディガン。ぼさっとした髪型。ずれている眼鏡。良かったなあ〜^^
ルカくんは、赤いパーカーがほんと似合ってました!
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大人も子供も、年をとっただけではあんまりかわらなくって、でも少しだけ長く生きてる分、やっぱりちょっと大人。
そんな大人のかっこ良さが、なんだかじんわりくる。
そんな映画でした^^
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posted by sawori at 16:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション