2013年08月23日

カラー・パープル「黒人姉妹のギンガムやレースのゆったりワンピース」

color1.jpgなんで見てなかったのかな??
多分最初のほうが重すぎて、見てなかったのかも。
とにかく大きくながーい物語で、印象的には「フォレストガンプ」のようだった。

仲良しの黒人姉妹セリーとネティ。
幸せそうに遊ぶオープニングから一転、セリーは父親に性的虐待を受けていて、父親の子どもを2人も産んでいて、しかもその子は産まれたと同時に養子にされているという衝撃の事実。
やりきれない・・・と思ってると今度はネティに求婚にやってきたミスターに「ネティはやれんが、醜いセリーならいいぞ」
と無理矢理セリーを嫁に出す父親。
color2.jpgしぶしぶセリーを嫁にしたミスターは、彼女を暴力で支配するようになる。
父親の手を逃れ、逃げ込んできたネティも追い出すミスター。
「死ぬまで手紙をかくわ!」
そう泣き叫びながら別れる姉妹。
もう無理だーーと多分前回はこの辺りで見るのをやめたのでしょう。

しかし、このあと、そんな絶望的な人生の中でも「天国はある」と希望を捨てずにがんばるセリーを見ていると強いパワーを感じずにはいられません。
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時代は1900年代初頭から40年代と、お洋服の変化も見どころです。
黒人姉妹のお洋服はとにかく可愛い!大草原の小さな家みたいな赤毛のアンみたいなチェックのふんわりロングワンピースにブーツにレースのエプロンに麦わら帽子!
現代じゃちょっと真似できないけどソフトに花柄レースワンピースに麦わら帽子でもいいですね^^
20~30年代はジャズエイジ。すっぽりハットやアイラインのジャラジャラしたお洋服とか。素敵です^^

セリーを演じたウーピーはこれがデビュー作!とは思えない素晴らしい演技!きっと細かいスピルバーグの指示があったんでしょうが、それがわざとらしくなくてよかった!(ネティ役が多少わざとらしかったのが残念・・・)
color4.jpgあと、なんといってもソフィア役のオプラ・ウィンフリーが素晴らしかった!
そして、ローレンス・フィッシュバーンも出ているのですが、めちゃめちゃカッコいい・・。チョイ役ですが、目立ってました。
音楽はクインシー・ジョーンズが担当。

最後は出来過ぎ感があるものの、それはいやな感じじゃなくて、ここまで見てきた観客全員が願っていたラストに、ベートーベンの今日のらすとの盛り上がりかのように持っていく。それはスピルバーグのエンターテイメント。

color5.jpgソフィア「わたしは今まで、ずっと闘ってきた。やっと彼と結婚して自分の場所を手に入れたのに、彼はわたしを殴った。もう誰にもわたしを殴らせない。」
セリー「それでも、きっと天国はあるわ。」

とにかく女性が「威圧・支配」から這い上がる映画です。
女性のパワーってスゴイ!!

posted by sawori at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション