2013年08月15日

ムーンライズ・キングダム「黄色とピンクの小さな恋のメロディ」

moon1.jpgやったーやっと見れました!
念願のウェス・アンダーソン監督「ムーンライズ・キングダム」!

いつも大好きなウェス監督のオープニングシーン。
今回もあーめっちゃカッコいい・・・。
レトロな家とレトロなレコードプレーヤーからどんなオシャレ曲が飛び出してくれるんだと期待したら、クラシック音楽のお勉強レコード。ああ、この外し・・・

裕福な家庭の長女スージー(よくキレてしまう問題児)
ボーイスカウトのサマーキャンプに来ているサム(仲間はずれ気味)
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2人はキャンプで知り合い、文通で愛を深め、1年後のキャンプの日に合わせて駆け落ちを決行(10日間ぐらいの予定)。

所詮はまだ12歳の2人の愛の行方は・・・?

とにかく、スージーの服!!
大きめの白い襟と白いカフスのワンピースは同じデザインでピンクの細かいチェックのものと、黄色い総レースのものがあります。
白いソックスにクラシックな靴。
まさに、モッズ風でクラシックでゴシックも感じさせる最高のコーディネート!12歳のアイメイクとは思えないアイシャドウも60年代風。
あんなダサいボーイスカウトの服がサムが着るとめちゃオシャレに見える・・・何でだー!ウェスマジック!
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「小さな恋のメロディ」的な筆記体のロゴや、展開。
テントからの脱獄シーンは「ショーシャンクの空に」を思い出させる。(ポスターで穴を隠している)
ウェス監督の遊び心満載。
そして豪華な布陣の大人のキャスティング。
ボーイスカウトの隊長:エドワート・ノートン(マッチョかと思いきやいい人)
サムたちを探す警部:ブルース・ウィリス(スージーの母と浮気中)
スージーの母:フランシス・マクドーマンド(警部と浮気中)
スージーの父:ビル・マーレイ(家族に無関心)
キャンプのエラい人:ハーヴェイ・カイテル(超チョイ役!)
福祉局員:ティルダ・スウィントン(怖い)

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大人の、時として子どもよりも子どもっぽい発想や、
子どもの、時として大人より大人っぽい発想があることの発見。

それでもやっぱり子どもには保護が必要で、愛が必要なのだという、とてもシンプルなメッセージ。

どんなに不幸な境遇でも、はみ出していても、変わっていても、受け止められる場所はあり、愛はあるっていう温かな安心感。

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こんな暖かい気持ちを擁護しながらも
ハサミで刺したり、釣り針をピアスにしたりなシーンもある。

ウェス・アンダーソン監督の、独特の間合いと感覚のセンスを感じずにはいられない素晴らしい作品でした。




posted by sawori at 11:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション