
あのマトリックスのウォシャウスキー監督と「パフューム」のトム・ティグヴァ監督のタッグと聞いて、もう見たくてうずうずしていました!
しかもわたしの大好きなベン・ウィショーが出る訳ですから!
しかも難解と聞いております。
燃える!笑
最初、ポンポン時代が変わるので(なにせ6つの時間軸が同時進行する)、「ぜんぜん意味わからなくてイラッとするよ」(ベン・ウィショー談)そのうち慣れます(笑)

原作はそうでもないらしいのですが、ウォシャウスキー監督は「輪廻転生」とか「因果応報」とかそんな概念も取入れたらしいので、最終的に愛する人と結ばれるというようなキュンポイントもあります。
何と言っても、見どころは6つの時代、6つの役柄で登場する俳優たち!
30年代のアースカラーな衣装から一変ネオソウルという近未来のビタミンカラーファッションに変わるので、ビックリしますが、ファッションを見ればその時代設定がわかるというところは便利かも。

結局何かしらの押さえつけや格差や垣根を、小さいながらも抵抗していこうという訴えが心に響きます。
「自由は文明社会では当たり前のものだ。
それを失ったものだけが価値を知っている。」
「小さい雨粒のような抵抗でも、集まれば大海となる。」
「全部の善意とあらゆる悪意も、すべて未来へと繋がっていく」

などなど、たくさん素晴らしいセリフがあります。
完全にこの英語を理解しなくても原作者やウォシャウスキー監督が世の中に訴えたかったことはちゃんと読み取れる映画です。
でも1番の見どころはベン・ウィショーですけど!笑
ベン・ウィショーの魅力についてはこちら^^
http://moviegoer.sblo.jp/article/73503219.html
http://moviegoer.sblo.jp/article/60558411.html

