2013年02月28日

さすらいの女神(ディーバ)たち「ニューバーレスクダンサーのファッション」

sasurai1.jpg「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが大好きなので、しかも今作は監督をやっていてカンヌの監督賞もとっているということで、ずっと見たいと思っていました。

アメリカの『ニューバーレスク』(ヌードにまでは至らないストリップショー)の一座のフランスツアーのロードムービー。
彼女らのフランスでの興行人がマチュー・アマルリック扮するフランス人ジョアキム。
有名プロデューサーから一変、落ちぶれたジョアキム。
離婚し子供も反抗的。興行もなかなかスムーズに行かず落ち込むジョアキムを
、自分たちだっていろいろ問題を抱えているだろう、ダンサーたちが、大らかに明るく癒していきます。

sasurai2.jpgダンサーたちは実際のバーレスクダンサーを起用しているらしく、映画内でも大胆に裸になっています。決して抜群のスタイルとは言えないけど、女性らしくて大らかで、なんだかダイエットなんてばからしくなる!

特にミミ役の人、映画が初めてなんて思えないあの演技!
素晴らしいです。
お洋服もとっても可愛くてグレーの花柄のワンピースや紫のコート。いつもピンヒールで髪は白いブロンドでマリリン・モンローみたい。
sasurai3.jpg他のダンサーたちの私服も色とりどりでカワイイので必見です!
ミミに心惹かれていくマチューの演技も素晴らしい。
マチューは笑うと子供みたいで、口ひげとかいらないのにー。

とにかく、ロードムービーなので、これといったドラマチックな激動の展開!!とかなく、淡々と進み「なんだかうまくいかないな」「なんでこんなことしてるのかな」「自分ってサイテー」「大人になりきれない自分がいや!」なんて心の声が聞こえてきそうな、もどかしさや、歯痒さ。
人生を中盤に差しかかった男女のそうした葛藤や悩みと、そんな悩みを共有して受けいれ肯定し、大らかに包んでいく。
sasurai4.jpgそんな印象の映画でした。




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posted by sawori at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション