2013年01月18日

ハンガーゲーム「未来調ロココと普遍のワンピース」

hunger1.jpgベストセラーのヤングアダルト小説の映画化、ということでどことなく「トワイライト」に似た雰囲気を感じる作品。ターゲットはティーンなのねという映画です。

近未来アメリカ。文明は崩壊し、一部の富裕層に支配される世界。
そんな世界では、貧しい地区の反乱を防ぐ為,年に1度『ハンガーゲーム』が行われる。
『ハンガーゲーム』とは、貧しい12の地区から男女一人ずつが選ばれ、最後の一人になるまでサバイバルをするという殺戮ゲーム。
幼い妹を救うために自ら志願したカットニスは果たして生き残れるのか・・・
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殺し合うという非常識な内容なのですが、そのプレイヤーに対し教育係がいたり、スタイリストがいたり、人気を得るとスポンサーがついて物資を得たりと、
ロールプレイングゲームのようでした。

富裕層のファッションが面白くて、未来系ロココな感じです。
真っ白メイクに真っ白ヘア。ロココなドレスは近未来。
逆に貧しい地区では、まるで第2次世界大戦時のような質素なワンピースに編み込みヘア。
それが逆にカワイイのです。
hunger3.jpgそして、カットニスのスタイリスト、優しいシナの役、なんとレニー・クラヴィッツ!!
めちゃカッコいいです。声はんぱなく渋い・・・。顔はおっきいけど美しい顔。まさにスタイリスト役にうってつけ!
教育係はウディ・ハレルソン、大統領はドナルド・サザーランドと脇に大物を配置してあるキャスティング。




hunger4.jpg「アメリカンビューティー」のウェス・ベントリーが出ていまして、へんなメイクされてましたが、カッコよかったです(笑)
あと、カットニス役ジェニファー・ローレンスはハマり役!!
妹プリム役の子は絶対ブレイクするだろう美少女。
不満だったのは若手男優です。脇役良すぎてかすんでしまった感が・・。




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カットニスは無差別に殺すのではなく、あくまで防衛するのみ。
一人の少女の力では抗えない現実を受け入れたうえで、ブレずに生き残っていく様はカッコよかった。

主題歌テイラー・スウィフトも良かったですハート(トランプ)



Safe & Sound

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2013年01月17日

レ・ミゼラブル「大感動!衣装も最高!!」

les1.jpgミュージカルが好きじゃない私ですが、これは別格でした〜。
前評判の高さにも負けずのクオリティの高さ。まさに芸術品!!

パン一つ盗んだ罪で19年も服役したジャン・バル・ジャン。
出所してから市長にまで上り詰めるジャン・バル・ジャンの数奇な運命を描く、ヴィクトル・ユゴーの傑作です。



les2.jpg「英国王のスピーチ」のトム・フーパー監督とあって、どことなく品のあるフィルムで、衣装も当時のデザインの中にも何か現代っぽい色合わせだったりディテールがとても新鮮ハート(トランプ)
一人一人の一着一着が、個性に合っていて、とても丁寧に細部にわたるまで配色にもこだわっていました。ため息〜〜ハート(トランプ)
特に好きなのはファンテーヌの最初のピンクのドレスと、街の若者たちのそれぞれの衣装。そしてガブローシュの衣装!

les3.jpgいやー。。。アン・ハサウェイすごかったです。
アン・ハサウェイのファンテーヌのソロではボロッボロに泣きました><
そしてエポニーヌが片思いのマリウスを想って歌うソロも・・・><
歌になっているぶん、思いが歌詞に乗ってストレートに入るので
「わかるっ><切ないっ><」ってボロボロでした。
そして、ガブローシュ役が最高でダニエル・ハトルストーンくんというのですが、ものすごく華のある子です。本当に最高でした!その子の衣装も最高です!
期待していたマリウス役のエディ・レッドメインはなんか髪型がイマイチで・・・逆に赤い服きたアーロン・トヴェイトという人が良かったです^^
les4.jpgヒュー・ジャックマンVSラッセル・クロウの対決&コーラスも素晴らしいです。
コゼット役、アマンダ・サイフリッドも綺麗でした。
そして最後の民衆の歌では泣くに決まっています><
吹き替え無しで生歌を撮ったというだけあって、ちょっとした息継ぎも聞こえる心のこもった歌に、ビリビリと魂が震えました。

les5.jpgそれはサマーソニックのシガーロス体験にもちょっと似た、そんな体験でした。
みなさんも、まだの方はぜひスクリーンで体験されることをオススメします!!!




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レ・ミゼラブル予告編

posted by sawori at 10:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2013年01月11日

人生万歳!「メロディのカラフルファッション」

jinsei1.jpgノーベル賞の候補の候補?にまでなったと言うIQ200の天才老人ボリス。
長年連れ添った奥さんと離婚し、人生に生きる意味を見いだせない、偏屈おじいさん。
ある日、家出して行くところがないとすがってきた女の子メロディを居候させることに成ったのですが、容姿はいいけどおつむがちょっと・・の若いメロディとボリスが合うはずもなくイラつくボリス。
しかしなんと2人は結婚してしますのです!

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その後は家族友人も巻き込み、ドタバタな恋愛模様。
えー!という展開が続出。

しかし、終止テンションも変わらずずっと毒づいているボリスを通して、なんだか客観的に見れる映画です。



jinsei3.jpgメロディはミスコン常連という、典型的なアメリカンガール。
色もとってもカラフルなんですが、何となくオシャレに見えてしまうのはウッディ・アレン映画のセンスの良さなのでしょうか。みどりのキャミソールとか可愛すぎでした!
白いワンピースにGジャンというスタイルもすごく似合ってました。
スージー・ベンジンガーという人が衣装担当で、「セレブリティ」も担当している方です。
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「宇宙は全くの偶然に満ちあふれている。
誰もが正しい相手を求めている。
あなたが得る愛
与える愛
あらゆる幸せは全てつかの間だ。
だからこそ、うまくいくなら
jinsei6.jpg「何でもアリ(whatever works)だ」
あなたが存在しているのもまた運なんだ。」


映画には感情移入はとても大事な要素だと思うのですが、この作品は感情移入というよりはむしろ、ある高い位置からこのドタバタ劇を見守るような客観的で達観視した感じが魅力なのだと思います。

jinsei7.jpgウッディ・アレンは最後
「全ての絵(all picture)が見えているのは僕だけ」
というセリフを残しますが、まさに全てをわかった上でジタバタせず達観視しているなーと、あー粋だなーと感じました。

人生万歳!/treilar

posted by sawori at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2013年01月10日

カッコーの巣の上で「ジャック・ニコルソンのニット帽」

kakkou1.jpg見直してみた「カッコーの巣の上で」。
改めて、重い映画だった・・・

ジャック・ニコルソンのハンパない存在感!
そしてニット帽が超似合う!!
そしてジャック演じるマクマーフィが病院に連れ込む女子たちは色のない病院内を彩るかのように、カラフルなお洋服ですごくカワイイハート(トランプ)




kakkou2.jpg脇役のクリストファー・ロイドとかビリー役の人とかも存在感!
また婦長さんが氷のように冷たい女。
でも最初に出勤する時のカゴバッグはカワイイんですよね〜。
いい人かと思ったらもう最悪にカチカチの人で、薬と静かな威圧によって、本当はちょっと繊細なだけの患者たちを押しつぶしてゆく。
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『威圧』がどれだけ人の精神を蝕んでゆくか。




kakkou4.jpg何が正常で何が異常なのか。
正常者の異常によって、ほんとに正常な人を異常に仕立て上げていく。
超恐ろしい一級品の映画です。





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One flew over the cuckoo’s nest/trailer

posted by sawori at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2013年01月07日

アニー・ホール「アニーのメンズライクファッション」

annie1.jpgウディ・アレンが苦手だった私。
今まで何回もトライしたけど全部途中で挫折。
でも、なんかわかるようになってきました!
大人になった証拠でしょうか?笑







annie2.jpgコメディアンのアルビーが出会った一風変わったセンスの女の子アニー。
お互いのセンスに惹かれ合い同棲生活をする甘い日々。
しかしお互いにすれ違い別れることになるのですが、未練たっぷりのアルビー。
新しい恋人が出来ても、アニーが忘れられないのですが・・・。

annie3.jpg何と言っても有名なのは「アニー・ホールルック」と呼ばれた、ダイアン・キートンの衣装センス!!
調べたらラルフ・ローレンのものということで、なるほどなメンズライク感ですハート(トランプ)
これらの着こなしはスタイリストがそろえたラルフの衣装を、ダイアン・キートン自身で着崩してスタイリングしたようなのですが、天才ですねー!
現代で実際マネしようと思ったらなかなか太めのタイは難しいですが、リボンなんかでもカワイイかも!太めのノータックのチノパンに白シャツに黒リボンにベストとかハート(トランプ)
一番お気に入りは、一緒に映画館へ行く時のファッション。
黒いタートルネックに肩をリボンで結ぶタイプのワンピースにスカーフ。それだけなのになんかかわいい!
ウディ・アレンはネイビー×グリーンなチェックシャツにミリタリーなジャケットという公園でのファッションが1番好きでした。
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自分でも変わり者だと思っているけれど、また同時に自分のセンスに自信を持ってもいる、アルビー。

そんな彼が一瞬で「この子はなにかが違う!」と思わせる初めて会った時のアニーのファッション。

「君のファッションいいね。
とてもノーマン・ロックウェル的だ」

annie5.jpgそしてお互い相手が持っている「特別ななにか」を感じて惹かれ合うけれど

「倦怠期」という愛には付きものの不毛なアイツがやってくる。

ウディ・アレンの映画にはそんな「愛の倦怠期」を、アレンがどんなに不毛に感じているかが良く出てる。
なぜ愛は最初のままのあの輝きではいられないのか、
私も知りたいよ、アレン様!!
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とにかく素晴らしい映像センスと脚本。
ラストも素晴らしかったです!






アニーホール/trailer

posted by sawori at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション