2012年11月12日

美しき棘「フランスのジーンズ、赤、紺、白、黒」

toge1.jpgいかにもフランスな映画でした。
内容という内容はなく、感情を映像として捉えていくような感じ。

母親を亡くした17歳のプリューデンス(レア・セドゥ)。父親は海外へ単身赴任、姉は家に戻らず、実質一人暮らし状態。バイクサーキットのちょっと悪い仲間に身を預けたり、自由気ままに暮らしながらも、なかなか癒えない悲しみを持て余すといった内容。

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悲しみや喪失感をうまく消化できずにモヤモヤと居場所を探して、その感情の矛先や落ち着き先を探す、その正体の無いものを映像に見事反映していた映画でした。


toge3.jpg監督はレベッカ・ズトロヴィスキ。
インタビューでは「何かが起こってから、その影響が表面に現れるまでの時間のずれを描きたかった」と言っています。
そういわれるとまさにそんな感じ!
そして、この映画は冒頭から女優さんが躊躇無く裸になるんですが、それもビックリですけど、フランスでは結構自然なことらしいです。
登場人物の1番内面な部分を表す効果だということで、それも確かに!と言った感じ。


toge4.jpgファッションはいたってシンプル、まさしくフランス!ジーンズに白いTシャツや紺のジャケット真っ赤なパンプス。髪は洗いざらしのように自然体。
そう、自然体を愛するフランスだから裸も自然なものなのでしょうか?
ジェーン・バーキンがしていそうなLOOKですハート(トランプ)t

またオープニングが素晴らしく、サントラもすごくカッコいい。
監督の長編処女作ということで、彼女のセンスが詰まった作品!

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レア・セドゥが最高で、原題のソフィー・マルゾー、シャルロット・ゲンスブールなアンニュイさ、生意気さ、目力を合わせ持った素材!
素晴らしい女優さんです。


美しき棘/Trailer

posted by sawori at 14:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション