2012年09月28日

アダムスファミリー2「ウェンズデーのゴシックファッション」

adams1.jpgクリスティーナ・リッチはこの映画が1番カワイイ絶対!
「バファッロー66」では金髪だったしムチムチだったし、男性的にはたまらないんでしょうが、私はこのモノトーンのシンプルゴスなワンピースでむすっとしているクリスティーナがたまりません!笑



adams2.jpgストーリー・・・アダムス一家にちょびひげの赤ちゃん誕生!!
「新しい兄弟が生まれると、だれか一人が死ななければならない」
というアダムス家の迷信を信じる子供たち。あの手この手で赤ちゃん殺害を試みます。
困った夫妻はセクシーなベビーシッターを雇うのですが,実は彼女は結婚詐欺の指名手配犯!
アダムス家の長男フェスターを狙ってやってきたのです。
彼女の怪しさに気づいた子供たちですが、彼女の策略でサマーキャンプに強制連行。
そしてアダムス家の絆がバラバラに!!

adams3.jpgウェンズデーのファッションは黒。
白い襟の小花柄のシンプルゴスワンピース。
黒髪は三つ編み、水着だって真っ黒。
サマーキャンプでは浮きまくり。
でも、この自分を確立したファッションが
「まわりと一緒で安心ハート(トランプ)
という空っぽの女の子たちの中で、なんとカッコよく見えたことでしょう!
adams4.jpg
皮肉たっぷりのこの映画。
特にサマーキャンプでのシーンは
感謝祭の劇でニワトリに扮した子供たちが
「僕を食べて!良く太っておいしいよ!」
と踊るシーンがあったり、
原住民のインディアンを招待し
「この人たちは顔も洗わないしシャンプーもしないけど、とっても良い方よ!」
なんてセリフがあったり、
現代巣くう人種差別や思い上がりをブラックユーモアたっぷりに見せる。

adams5.jpg君たちが馬鹿にしているものほど真実で、
君たちがほんとうのからっぽのバカなのだ。

というメッセージを感じ取りました。

2ではなんと恋をするウェンズデー。
お相手は連続殺人鬼のカードを集めている根暗めな彼。

「There are forces tearing us apart.」
(色々なチカラが私たちを引き裂くわ)

このセリフでJoy Divisionの
「Love will tear us apart」を思い出しました。


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2012年09月27日

ロリータ「元祖ロリータファッションは意外とシンプル」

lolita1.jpg今社会問題にもなっている「ロリコン」の発祥ともされるウラジミール・ナバコフの小説をキューブリックが映画化。
キューブリック映画は「時計じかけのオレンジ」でトラウマになって以来、苦手だったんですが、これを機に制覇したいと思います!

lolita2.jpg休暇で訪れた下宿先の女主人の娘、ロリータの美しさに心を奪われる大学教授のハンバート。
彼女とずっと一緒にいたい為、未亡人であった女主人と結婚。
ロリータ目的で結婚した為,だんだん妻を疎ましく思い殺意まで抱くランバート。
そんな折り、運良く(?)妻が交通事故で亡くなってしまいます。
それがきっかけで執拗にロリータを束縛しストーカー的な行為を始めるランバートにロリータも辟易。
そして、最悪の事態を引き起こしてしまいます。



lolita3.jpgロリータファッションと言えば、メイド服のようなふりふりってイメージだったんですが、意外にシンプルでビックリしました。
ふんわりスカートのワンピースではあるんですが、とってもシンプルなシャツワンピ。ちょっとオーバーサイズのシャツをインしてタイトなボトムスというスタイルも多かったです。
白いシャツをインして、膝丈のスリムジーンズをロールアップして、バレエシューズというのも可愛かったハート(トランプ)

lolita4.jpg私の中で昔の映画の七不思議というのがあって,主演男優が渋い年配。
若くて美男子!ってあんまり見ませんよね?なぜなんでしょうか?

キューブリックは偏執愛をテーマに描いたそうですが、確かに執拗に偏った愛は人の正気を奪うのだなあと感じました。
しかし、それほどに、ロリータの小悪魔な魅力には魔力は宿ってました。
このロリータ役の女優スー・リオンは
「ロリータを演じてから私の人格破壊が始まった」
と言っているそうです。
それほどに影響力のある役だったんでしょう><

lolita5.jpg昔映画のストレートさと、キューブリック独特の偏執的な演出が何とも言えず心に残る映画でした。

トレイラーをのせておきます!
センスがとってもすばらしいのでぜひご覧ください><=ハート(トランプ)
Trailar

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2012年09月24日

サラの鍵「やっぱり40年代ヨーロッパのファッションは私のツボだと再認識」

sara1.jpgパリで暮らすアメリカ人記者ジュリアは45歳で妊娠したものの、夫は子供はいらないと反対します。
子供を処置する覚悟でいたジュリアですが、ある時、夫の祖父から譲り受けたアパートの過去の住人について衝撃の事実を知り,自分の人生についても考えを変えていきます。
その、かつての住人とは、ユダヤ人家族でした。
1942年パリでの一斉検挙の日、10歳のサラはすぐ戻れると信じて弟のミシェルを納戸に隠し鍵をかけます。
sara2.jpgしかし、サラたち家族が連行されたのは収容所ですぐに戻ることは出来ませんでした。
サラは弟を救おうと収容所を脱走するのですが・・・

以前の「エッジ・オブ・ウォー」でも思いましたが、40年代のお洋服はやっぱりツボです。確信しました!
コットンのシンプルな開襟のシャツワンピースに手編み風カーディガン。
靴下に8ホールくらいの編み上げブーツ。
そして、サラ役のがすごくうまいんです!フランソワ・オゾンも認めている天才子役ちゃんらしいです。
sara3.jpg
戦争って最悪。でも、その場にもし居たとしてもきっと何も出来ない。
何も出来ないもどかしさや息苦しさですが、サラの生きた証で少しの光りを観ることができます。




sara4.jpg
若いフランス人監督ジル・バケ=ブレネールのセンスも光る、珠玉の作品です。
sara5.jpg

trailar

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2012年09月21日

ザ・エッジ・オブ・ウォー戦火の愛「超ストライクなワンピースファッション」

senka1.jpgやっと見ました。
キーラ・ナイトレイの未公開映画。
私のお気に入りブロガーさんが話題にしていて,早く日本でも発売されないかと待っていたのです。

時代は第2次世界大戦下のイギリス。
バーで歌を歌いながら生活しているヴェラ(キーラ・ナイトレイ)が初恋の男性ディランに再開。
しかし、彼には既にキャトリン(シエナ・ミラー)という奥さんが。
なんだか寂しい思いをしているヴェラに、バーでヴェラに一目惚れした兵隊のウィリアム(キリアン・マーフィ)が求婚し、結婚。
senka3.jpgしかし、ウィリアムは戦地、しかも前線に出兵されてしまいます。
彼の帰国を待つ間,3人の生活が始まります。
複雑に思いが絡み合うなか、戦争から帰ってきたウィリアムは別人のような人格になっていたのです。

初恋の相手で浮気者の詩人ディランと、過酷な前線へと自ら赴く一途なウィリアム。そして、親友となるキャトリン。複雑な4角関係。その狭間での揺れ動きが描かれています。とっても女性視点。

senka4.jpgそしてそしてファッションが、ヤバいのです><
こんなにどストライクなファッション、最近では珍しい。
40年代なのに、もう全然いますぐマネしたいファッションです。
花柄ワンピースにザックリカーデに長靴。
あー最高ハート(トランプ)
senka4.jpgロンドンではがっつりメイクにぱりっと仕立てのよいスーツなんか着て、髪もくるんとカールでまとまってるのに、ウェールズの田舎では、ゆるワンピースにざっくりカーデに長靴、ナチュラルメイクというこのギャップが最高。

あと、ディランが詩人という設定なので、美しい言葉もたくさん。

無骨なウィリアムだって

senka5.jpg「僕にとって初恋は過去のもの。
探しているのは最後の恋なんだ。」

などと、キュン死にワードを炸裂させてくれます。

senka6.jpg公開されなかったのは、ゆらゆらと揺れ動く感情の幅がエンターテイメント的ではなかったのでしょうか?
でもキーラ・ナイトレイとシエナ・ミラーのオンオフの姿がこんなにきっちり見られる映画も少ないと思います。
キリアン・マーフィも美しかったーーハート(トランプ)
戦火の愛というだけあり,キュンだけではなく、戦争が生み出す狂気も垣間みられる作品だと思います。

しかし、くどいようですが、ファッションがほんとに好みなのでぜひ!!ハート(トランプ)
senka7.jpg
posted by sawori at 14:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション

2012年09月20日

ツレがうつになりまして「あおいちゃんの漫画家ファッション」

image0920-1.jpg実話のエッセイ漫画の映画化です。

売れない漫画作家のハルさん、ある日ダンナさん=ツレがうつになってしまい、会社を辞めることに。

やる気がおきない、食欲がない、背中が痛い、眠れない、自分はダメだと思うなど、それが積もり積もって、ツレはうつ病に。
わたし自身、心療内科に通ったことがあるので、なかなか身近な話でした。

このツレとハルさんの関係は素晴らしく、
几帳面で浮き沈みの激しい落ち込み屋さんなツレと、
ちょっとアバウトな楽観主義のハルさんが、
とてもいいバランスで、ひだまりのような映画でした。

image0920-2.jpgこころって、ほんと、どの身体の器官とも違うような気がして、例えば心臓が上手く機能しないという病気は理解できても、こころが上手く機能しないなんて、なんだか甘えみたいに感じると思うのです。
でも、そのこころの不調が、身体の器官にまで影響を及ぼすという、ほんとに不思議でやっかいで愛すべきものですね。

image0920-3.jpgさておき、ハルさんファッションは、可愛かったです。
定番ですが、タートルにワンピースはナイスマッチングですね!ただ、これって、間違えるとおばさんぽくなるので、バランスが難しいんです(>_<)
全体的にレイヤードファッションで、いかにも芸術家なファッションでした。
あと、ワイヤーのカチューシャがめちゃくちゃ似合ってました!
堺さんのツレファッションもベーシックでなかなかよかったです。

「壊れないであることに、価値がある」
印象的な劇中のセリフです。
壊れかけたこころを、間違ってつなぎあわせないように、少しずつ修復しなくてはいけないのかもしれません。
全てが壊れてしまったら、治すのは非常にむずかしいのですから。
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posted by sawori at 18:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画ファッション