
「バファッロー66」では金髪だったしムチムチだったし、男性的にはたまらないんでしょうが、私はこのモノトーンのシンプルゴスなワンピースでむすっとしているクリスティーナがたまりません!笑

「新しい兄弟が生まれると、だれか一人が死ななければならない」
というアダムス家の迷信を信じる子供たち。あの手この手で赤ちゃん殺害を試みます。
困った夫妻はセクシーなベビーシッターを雇うのですが,実は彼女は結婚詐欺の指名手配犯!
アダムス家の長男フェスターを狙ってやってきたのです。
彼女の怪しさに気づいた子供たちですが、彼女の策略でサマーキャンプに強制連行。
そしてアダムス家の絆がバラバラに!!

白い襟の小花柄のシンプルゴスワンピース。
黒髪は三つ編み、水着だって真っ黒。
サマーキャンプでは浮きまくり。
でも、この自分を確立したファッションが
「まわりと一緒で安心

という空っぽの女の子たちの中で、なんとカッコよく見えたことでしょう!

皮肉たっぷりのこの映画。
特にサマーキャンプでのシーンは
感謝祭の劇でニワトリに扮した子供たちが
「僕を食べて!良く太っておいしいよ!」
と踊るシーンがあったり、
原住民のインディアンを招待し
「この人たちは顔も洗わないしシャンプーもしないけど、とっても良い方よ!」
なんてセリフがあったり、
現代巣くう人種差別や思い上がりをブラックユーモアたっぷりに見せる。

君たちがほんとうのからっぽのバカなのだ。
というメッセージを感じ取りました。
2ではなんと恋をするウェンズデー。
お相手は連続殺人鬼のカードを集めている根暗めな彼。
「There are forces tearing us apart.」
(色々なチカラが私たちを引き裂くわ)
このセリフでJoy Divisionの
「Love will tear us apart」を思い出しました。