2012年08月24日

ラストデイズ「言いようのない孤独。自然とカートのファッション」

lastdays1.jpgまた、見てしまいましたー。
マイケル・ピットは「ヘドウィグ&アングリーインチ」で見て美形だ・・・と思っていたのですが、カート(実際にはブレイクという役名)を演じるに当たっては、少々オーラ不足だったかな・・・。
斜め角度は似ています。

ガス・ヴァン・サント監督が友人だったリバー・フェニックス、ニルヴァーナのカート・コバーンが亡くなったことから、これまた友人のマイケル・ピットを主人公に、あるグランジバンドのボーカルの死を描いたフィクションです。ガス監督、美形ばっかりの友達・・・

主人公はバンドの予想外の成功からのプレッシャーや孤独で、ドラッグに走ってしまったグランジバンドのボーカル、ブレイク。
田舎の豊かな自然に囲まれた大きなお屋敷には、居候が4人。
なのに、この言いようのない孤独感。
そして、ブレイクは猟銃で自らを打ち抜いてしまいます。

最初、森の中を、白い汚れたTシャツと赤いよれよれのズボンで徘徊するシーン。
自然いっぱいの中、ガス監督の美しい映像なはずなのに、ちっとも美しいと思えない。
自然の中なのに、生命を感じない。
この孤独感を出せるのはやっぱりすごいと思う。

lastdays2.jpgそれから、女性のキャミソールに着替えたり、カートらしい赤と黒のボーダーに着替えたり、とにかく色々着替える。定まらない。

感情があるとは思えないところへ、子ネコを見つけ優しく抱き上げ
「大丈夫だよ」
というブレイクだけには感情が見えた。

とにかく優しすぎて、繊細すぎて、傷つきやすくて、
不器用に壁を作ってしまうから、孤独に陥ってゆく。のかな?

lastdays3.jpgまわりのみんなはきっと
彼と関わりたいけど反応が怖かったり、はたまたすでに裏切られたか、
だから遠ざかって、関係を持たなかったのか。
それでも話を聞いて彼を孤独に陥らせなければ・・・
愛がやっぱり孤独を救うと思う
でも彼にとっては愛すらも重いものだったのか
それでもひたすら寄り添って愛してあげる人がいれば・・・


と、いろいろ考えすぎてしまうので
またしばらくは見ないでしょう><



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ちなみに、音楽監修はソニック・ユースのサーストン・ムーア。
キムもエージェント役で登場してます。





Lastdays Trailar



Nirvana/pennyroyal Tea

posted by sawori at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ファッション